菓子パンと惣菜パンは低糖質で作れる時代
糖尿病になって辛かった事
私が20代後半で糖尿病になって、辛かったこと。
それは「菓子パン」が食べられなくなった事です。
私が住んでるのは兵庫県の神戸。昔から異国情緒があって、外人さんも多く住んでます。
外国人居留地の存在も関係して、神戸発祥と銘打つ洋菓子店がたくさんありますし、「パンが美味い街、神戸」的な謳い文句で、街全体がふわっと盛り上がっています。
つまり、街を歩いていると、美味しそうな匂いのするお菓子屋さんやパン屋さんに行き当たるわけです。
SNSを覗けば、連日行列の出来るお店が投稿されていたりもします。
しかも私、大の甘党なんです。
菓子パンや洋菓子を食べたくないわけがない。
でも、医者からは血糖値コントロールを怠ると命に関わると、口すっぱく指導されるし…。
てな事で糖尿病を発症した当時、私の心は『ポキッ』と音を立てて、完全に折れました。(笑)
「拗ねていても仕方ない」と思えるようになった今日この頃
しかし、ここ5年で随分と世の中の食事情は変わりました。
コンビニでロカボマークの入ったチョコが買えるようになったり、糖質制限という言葉の認知度が上がったり。本当にありがたいの一言に尽きます。
しかも、コンビニで売っている低糖質チョコレートは、普通の糖質高めのチョコとなんら遜色ない商品ばかり。
私の折れた心も、ちょっとずつですが、数年かけて回復しました。時代に感謝。
病気を発症した後、学校から帰る電車のホームで、「もう体が疲れていても、甘いチョコレートを食べることはできないんだ」と一人涙したことは懐かしい思い出です。
あの時の自分に、「あと数年すれば、コンビニで普通に低糖質チョコが買えるようになるから」と伝えてあげたい(笑)
だから現在は、こうして食べたいものを自分の手で作ろうという気持ちも生まれ、これまで無縁だったオーブンを使うようになり、日夜ロカボなお菓子やパンを作っています。
人って変わるものですなー。
『低糖質モチモチふわふわチョコパン』
と、いうわけで、前置きがクソ長くなりましたが(笑)、本日紹介する低糖質レシピはこちら。

『低糖質モチモチふわふわチョコパン』でーす。
とうとう自分でチョコパンを作ってしまいました。
私は無類のチョコ好きなのです。
そんな私がチョコパンを作らないでいられようか。
イヤ、いられない。(笑)
材料一覧
・おからパウダー ・ココアパウダー ・ベーキングパウダー ・サイリウム ・豆乳 ・ドライイースト ・塩 ・溶かしバター ・ぬるま湯
材料をまとめて調理開始
まずは材料の準備から
生地とチョコレートクリームに使う材料を、別のボウルにあらかじめ分けておきまーす。

最初に作るのは、生地の中に入れるチョコクリーム
ココアパウダーとおからパウダーを混ぜ、ラカントと豆乳でしっかり甘みをつけます。

ヘラで練ってひとつにまとめたら、冷蔵庫でしばらく休んでもらいましょう。
次は生地
次は生地を作ります。

今回、ドライイーストを入れてみました。
ぬるま湯に反応してくれるといいなぁと思いますが、おからパウダーにはグルテンが入ってないので、そもそもこれって意味あるのでしょうか…。
少々懐疑的ではありますが、何事もトライアンドエラーの精神です。(笑)
チョコと生地が出来上がったら、あとはひとつに!

好きな大きさに生地を分け、中にチョコを入れて包めばもうあとは焼くだけです!
生地はこの時点でかなりもちもちしていて、期待大です。
チョコパンが焼き上がりました!
そうして焼けたのがこちら

思った以上に膨らんでくっついてしまいましたが、これもお家パンあるあるですねー。(笑)
いただきまーす

焼きたてを食べる贅沢と、頑張って作った自分への労いの気持ちで、いただきまーす。
うんま。
ほな、まったねー。
低糖質チョコパン レシピ公開

(総カロリー 約300kcal弱 総糖質3〜5g)
(※個人のユル〜い計算に依るものです)